2025年度新潟ろうきん福祉財団市民活動団体助成事業に採択されました!!

2025年度からお米づくりプロジェクト始動しました!!
私たちサンフライトは2025年度より、
米農家の佐藤嘉昭さん(株式会社農業未来総研代表取締役)の全面協力のもと、
子どもたちと有機米栽培に取り組んでいます。
この事業は2025年度新潟ろうきん福祉財団市民活動団体助成の採択事業となりました!!
ろうきん福祉財団様、本当にありがとうございます!!

今年度、スクールの子どもたちと初めて田植え体験を行いました。


その後、スクールの子どもたちや保護者様と一緒に雑草管理に行かせていただいています。
もちろん頻繁に行けない子どもたちもいますが、
カタツムリやカエル(もちろんオタマジャクシも)、ザリガニなどの生物観察をしたり、
スクールの利用がない日にも田んぼに行ってくれた子どもたちもいたりで、
たくさんの体験をさせていただいてます。
お忙しい合間を縫って、
佐藤さんが大変多くの手間をかけ、田んぼの管理をしてくださっています。
この特設ページでは、
この一大プロジェクトの進捗とご報告を兼ねて、
年間記録の保管場所とさせていただきます。
どうかたくさんの方々に見ていだけますように!!
3月 休耕田の雑草を除去、農業用水を引き入れる配管を設置!!
まだプロジェクトが動き出さない3月某日。
水田でありながら、ずっと水田として使用していなかった土地がありました。
この動画ではもう映っていませんが、大人の背丈よりも高く茎の太い雑草が生い茂り、
およそ水田には見えない場所でした。
また不法投棄された空き缶などの生活ゴミや、サンダルまで(笑)様々なゴミが至るところに散乱していて、何度もゴミ拾いをしました。

プロジェクトが立ち上がってからすぐに、
水田の持ち主である米農家の佐藤さんは、私財を投じ重機を入れ、
何十年も眠っていた水田を整えてくださっていました。
⚠️この写真を撮るまでの間にもすでに様々な整地作業をしてくださっていましたが、
作業風景を撮影する部隊がいなかったため資料画像がありません(佐藤さん、本当にありがとうございます)
🌾3月1日の様子

水田として長年使っていなかったので、そもそも農業用水を引き入れる配管もなかったのです。
そのため、パイプを準備してくださり、コンクリートにドリルで穴を開けて(!!)
配管の設置工事をしてくださいました。




↑(中)NPO法人サンフライト理事の長谷川氏も東京から参戦してくれました!
↑配管がついに完成した様子です!!水が来ている時期には、画面中央の縦パイプを倒すと大量に水が水田に流れていき、起こすと少しずつ流れます。
4月 整地作業
田植えをするまでにはまだ様々な作業がありました。
佐藤さんはまた人知れず田んぼに通い、
水田の整地を行っていました。
長年の休耕期間で積もった土を水平に削り、
丁寧に整えてくださいました。


5月 田植え体験
いよいよ田植え体験当日です!
フリースクールの子どもたちと保護者の皆さん、
新潟大学のボランティアサークルの学生さん、
そしてサンフライトの支援者のみんな、
連携先のスマイルストーリーの皆さん、
そして佐藤さんと農家さんのお仲間アベンジャーズ!!
特別栽培米のお師匠の大瀧剛さん。
たくさんの方々が参加してくださいました!!楽しかったあ〜!!








6月 雑草管理と生き物観察
さて、田植えをしてからが本番です。
化学肥料と除草剤を一切使わない特別栽培米に挑戦している私たちです。
雑草は手作業で除去していくしかありません。
佐藤さんは忙しい合間を縫って3日に一回は田んぼを訪れて点検。
私たちは1週間に1回を目標に田んぼに行き、水田に入って一生懸命雑草を抜き続けました。
その最中、サンフライトの生徒さんがスクールがない日も水田に行って、
オタマジャクシを捕獲しがてら水田を歩いて雑草管理をしてくれました!!




7月 雑草管理と溝切り
継続して、雑草管理が続きます。
随分と暑くなってきていたので、代表岡田、しっかり熱中症になりました(笑)☜笑い事ではない、笑。
一反のお米作りがここまで大変なら、何町も所有していらっしゃる農家さんはどんなにご苦労されていることか。
当たり前だと思っていた身近なお米が、心からありがたい作物として改めて大切さが身に染みます。
🌾7月19日(土)朝の様子
この日は佐藤さんに岡田が同行し、「溝切り」という貴重な体験をさせていただきました。



☆下は農家の佐藤さんが溝切りバイクで作業する様子です(注意:エンジンの大きな音がします)☆
8月① 猛暑との戦い、依然として雑草管理
8月、サンフライトは夏休み。
子どもたちに対しては安全面を考慮して夏場の雑草管理作業には同行を企画せず。
下は、理事長岡田&副理事の圓山で雑草管理作業に行かせていただいた様子です。
⭐️8月1日の様子
この日なんと出穂が確認できました!!









8月② 続・雑草管理。順調に実る稲穂に感動!!
お盆。
いつも忙しい仕事の合間を縫って駆けつけてくれるサンフライト理事の長谷川氏を囲み、
8月15日に大人たちで雑草除去作業と水田の見回りを行いました。










9月 美しくこうべを垂れる稲穂に感動!!
台風と長雨が気になる季節に突入!!
もうすぐ稲刈りですが、天気が不安定。
どうなる、稲刈り!!
心配な中ではありますが、見事に実った稲穂がますます美しく青空に映えています。

🌾9月4日、5日の様子





↑左下:9月5日、雨の直後に見にいった田んぼ。少し倒れている稲が気になります。
↑右下:見事に実った稲穂が、今か今かと刈り取られるのを待っています。台風よ、お手柔らかに。

9月10日
この頃ゲリラ豪雨のような激しい雨が断続的に降り、ものすごく心配してました😫
心配で見に行くと、少し倒れた稲が...。無事に稲刈りできるのか、、、とずっと気が気でなかった時期です。




9月12日
9月13日(土)にみんなで稲刈りをする予定で、お知らせを配信していました。しかし、、、
天気予報とにらめっこして、佐藤さんと最終決定した稲刈りの日でしたが、
急遽、悪天候に見舞われて予定変更せざるを得なくなりました。



そこで9月12日金曜日、夕方大人だけが田んぼに集まったのです。
スクールスタッフ2名と保護者様1名、バイオガール代表綱本麻利子さん、
そして、コメ農家さんの言わずと知れた佐藤さん、そして稲刈りでもお世話になった田村さん。
大人たちが、今にも雷雨が降り注ぎそうな空の下、稲刈りをしたのでありました。


















⚠️機械の大きな音注意!!⚠️
貴重な手刈り体験もさせていただき、雨に降られる前に一反全て刈り終えていただきました‼️
子どもたちと一緒に稲刈りはできなかったけど、プロフェッショナルのスピードを間近で見せていただきました。
本当にありがとうございました。
夕方稲刈りをしたにもかかわらず、その日の夜のうちにすぐ(!!)佐藤さんたちが手作業で倉庫に運んでくださいました。


9月21日(日)
この日はスタッフ2名が佐藤さんのお手伝いをさせていただくことになり、
お米が保管されている倉庫へと向かいました🚗
「脱籾作業」のための準備、
つまり「籾」(もみ=まだ稲から取ったままの外皮があるお米のこと)から、
「籾殻」(もみがら=稲から玄米を取り出すた際に発生する稲の殻)を取り除く作業をしていただく方に引き渡すため、
倉庫のお米を袋詰めする作業に参加させていただきました。









お米さんたち、行ってらっしゃい!!


こちらが初めて目にする玄米さん。
初めて参加させていただいたお米づくり。
収穫した玄米の量は、六表と少しでした。
30キロ米袋12袋+半端、
屑米1袋。
ついにお米が玄米にまで姿を変えてくれました。
お米が食べられるまで、後少しです。
10月27日
ついに、初めての精米依頼。
30キロ分の精米がスクールに届きました‼️
テンションが上がりすぎて、佐藤さんに届けていただいた時の写真を忘れるという大失態をおかしました(申し訳ない、、、)
その後、以前スクール生に制作してもらっていたラベルを和紙シールに印刷し、
代表がデザインした表ラベルと、
食品表示のラベルを貼って、
手売り用の2合パックを3袋作りました!





10月31日
スクールの関係者向けに手売り広報用の2合パックのチラシを作りました。
代表とスタッフと、この取り組みを知ってくださっていた方々に届けるため
まずは少量の安価なパックから販売に挑戦してみることにしました。

このお値段で販売できるのは、2合袋15個、5キロ袋4つだけ。
スーパーで買うような値段にはできないけれど、
手に取って下さる方が、何人いるでしょうか。
このページをご覧になってくださったあなたも、
そのお一人でしょうか。
もしそうなら、本当にありがとうございます。
これからも、来年以降も、
子どもたちの教育田としてのフィールドを守りながら、
新潟の農家さんと力を合わせて、安心安全なお米作りを続けていきます。
⭐️お問い合わせはこちらから⭐️


